三吉神社屋根修復へのご協力お願いします

三吉神社は建久年間(1190~1198)に羽州の大守であった武藤氏が岩清水八幡より尾浦城内に勧請して以来、900年近い年月となります。

現在の社殿は元治元年(1864~明治元年1868)にかけて造営されたものであり、今日までいくどかの修復を重ねてまいりましたが。しかし今日では(しゃちほこ)を含む屋根瓦の破損が深刻な状況になっており、早急な修復(費用見積2,000万円)をしなければならない状態となっております。

この三吉神社は尾浦城(後の大山城)の主郭であったところで、大山の人にとっては象徴的なところであります。それに社正面の彫り物大川(現村上市)の名工後藤重太郎定融(松倉観音仁王様作者)の作であり神社の造りは(おうぎ)垂木(たるき)軒支(のきし)(りん)()垂木(たるき)や絵天井にも当時の職人の腕の冴えが随所に見受けられ、後世に残すべき貴重な文化財であると確信しております。

以上のことから、三吉神社の修復の趣旨をお汲み取りいただき、御協力を賜わりますようお願いいたします。

「三吉神社」宮司 梅本 幸巳

連絡先  電話 0234-33-3425

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